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KEY TO LIT、アリーナツアー決定もいまだファンが抱える“ジュニア再編”への“恨み節”新グループのため「体を張る」メンバーも

KEY TO LIT(写真・公式サイトより)
7月7日、アイドルグループ・KEY TO LITのYouTubeライブ配信で、アリーナツアーをおこなうことが発表された。
ジュニア再編成後初のライブツアー決定に、ファンは歓喜。しかし、ある“苦しみ”が癒えていないファンもいまだ多くいるようだ。
「KEY TO LITは、それぞれジュニア内で結成されていたグループ、HiHi Jetsから井上瑞稀と猪狩蒼弥(そうや)、美 少年から岩﨑大昇(たいしょう)、7MEN侍から中村嶺亜(れいあ)と佐々木大光(たいこう)が集められたグループです。もともと個々のグループでデビューを目指していたため、志半ばで突然、解体させられ、ファンは彼らの気持ちを消化できていないのが現実です。
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楽曲についても、サブスク配信が当たり前の時代ではありますが、やはりSTARTO ENTERTAINMENTのアイドルにとって、CDデビューが大きな目標であることに変わりはありません。その大きな夢のために、ファンはライブに通い、グッズを購入しているわけです。それを急に“解体”といわれてしまっては、いままで費したお金と時間の努力は何だったんだ、と思うファンが出てくるのは当然でしょう」(芸能プロ関係者)
彼らを早くから見守っていたファンは、新グループでライブが決まったいまでも、ジュニア再編を決断し、6月末で退任したSTARTO社の福田淳前社長への恨みは消えない。
X上では「受け入れ難し」を示す気持ちが並んだ。
《ACEesもB&ZAIもキテレツも不本意に組まされたグループがすぐに単独ライブ(ツアー)できるのはそれだけのポテンシャルがあるからであって普通じゃないってことを事務所はちゃんと理解した方がいいし解体したことは一生許さないしジュニア達にはまじで幸せになってほしい》
《最近キテレツが好きなんですけど、解体を受け入れた訳ではなく、ただジュニアでトップツーで好きだったみじゅきさんとれいあさん2人ともいるならと思って推し始めました》
《このジュニア解体に良い気持ちはひとつも抱いていないので、事務所に正規の値段を払いたくはない》
ジュニアを応援したい気持ちはあるものの、バラバラにされてしまった悲しみと重なり、ファンは複雑な気持ちをどうしたらいいか、嘆いている。
「ジュニアは、新グループ編成後もそれぞれが活躍しています。新しいグループ名、メンバーを覚えてもらうため身を削っており、特にKEY TO LITのメンバーのひとり、猪狩蒼弥はバラエティで活躍し、同じグループのメンバー井上瑞稀と中村嶺亜のために『体を張っている』と冗談まじりに語っています。
ここ数年でジュニアの退所も目立っていたので、ここで“新グループ”を盛り上げなければ、と意気込んでいるように見えます。その気持ちがファンはわかるからこそ、複雑な気持ちを持つのでしょう」(前出・芸能プロ関係者)
9月から5都市・19公演のアリーナツアーが始まるKEY TO LIT。この再編成がよかったと思える未来になることを願いたい――。